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国際女性デー 2023-03-08 TARGET

本日3月8日は「国際女性デー(International Women's Day)」です。


突然ですが皆さんは「国際女性デー」をご存知でしたか?
「何それ?」「知らない」という方も多いのではないでしょうか。


日本ではあまり浸透していませんが、西洋諸国では非常にポピュラーな記念日です。
TARGETの本社があるUKでも、毎年この日をとても大切にしています。


「国際女性デー(International Women's Day)」は1904年アメリカ合衆国のニューヨークで参政権のない女性労働者が労働条件の改善を要求してデモを起こしたことをきっかけに国連によって1910年に制定されました。
「国際女性デー」は、すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日とされています。
また、イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、別名「ミモザの日」として有名で、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られています。


「国際女性デー」という響きだけを聞くと女性の権利を主張するようなイメージですが、今やジェンダーレスという考えに従い、様々な人がみんな公平で認め合える存在になる世の中を目指す、そういったテーマがあり世界各地で様々な活動が行われています。


今年のテーマ: #EmbraceEquity(=公平性を抱きしめる)


みんな平等、ではなく、それぞれの違い、弱い部分を受け止め、社会やコミュニティで補い合って
全ての人が生きやすい世の中に、というニュアンスが含まれています。

世界中の全ての人が当たり前のようにやりたいことについて考え決断・前進し、活躍できる。
そういう世の中にしていくためにはどうすればいいか。「国際女性デー」をキッカケに少し考えてみませんか。






国際女性デーにちなんで、 #TeamTarget の女性選手のコメントを紹介します。
皆さんそれぞれに成功を収め、ダーツキャリアにおいて様々なステージでこのスポーツの変化を見てきました。
それぞれの国のダーツにおける女性の発展について、また、今後どのように変化をもたらしたいかについて、意見を聞かせてくれました。
(Quote: TARGET UK Blog 2022)




◇鈴木未来



「ダーツといえば、日本は伝統的にソフトチップの市場ですが、スチールチップを手にし、積極的に国際的なレベルで戦おうとする女性が増えてきていますね。以前と比較して、ヨーロッパの大会に参加する女性プレイヤーが変化しているのは良いことだと思います。今後は、もっと海外で試合をして、もっとスティールチップの大会に出場したいです。日本やアジアの若い女の子たちの良い見本となり、地元だけでなく、ダーツというゲームのトッププレイヤーとの対戦に参加するよう促したいです。」



◇Cathy Leung



「 私が8年前にプレイを始めてから、香港では女性のためのスポーツがゆっくりと発展してきました。私の観察では、リーグやトーナメントに参加する女性の数の増加や、女性部門を設けたDartslive Hong Kong Tourのようなトーナメントの統合などの発展がありました。私は、より多くの女性がダーツというスポーツに参入することを奨励し、多くのプレイヤーがトーナメントやリーグに参加することを刺激したいと思います。女性プレイヤーとして、男性と同じように活躍できるはずです。」



◇Lorraine Winstanley



「ここイギリスの女性プレイヤーの活躍の場は、近年大きく広がっています。世界選手権の参加人数が8人から24人に増え、独立したレディーストーナメントが増え、PDCレディースシリーズが導入され、女性のゲームは本当に盛り上がってきています。」







ダーツというプロスポーツにおいても、年々少しずつ環境は良い方向へ変わって行っているように感じます。
しかしとりわけ日本において女性の社会進出、プロスポーツ選手としてのキャリア形成などはまだまだ世界に遅れを取っていると感じられる部分も多くあるのが現状です。
その現状から目をそらさずに、みんなで関心を持ち続けることが大切なのではないかと思っています。


TARGETはこれからも女性プレイヤーが活躍していけるよう、引き続き様々な面でサポートをして参ります。


<参考>
IWD (International Womens' Day) ウェブサイト
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